成功体験とは
筋トレをすると、自分に自信がつく!
自己肯定感が上がる!
というのは巷で良く聞く話だと思いますが、なぜ筋トレは自己肯定感を高めるのか
ホルモンの話とか、成長を実感できるとか色々あると思いますが
「成功体験を体験できるから」という理由も見かけると思います。
では、筋トレ以外で成功体験って何があるでしょうか。
そもそも、成功体験ってどういう要素を含んだ体験のことを成功体験というのでしょうか。
そこには3つのポイントが存在していると私は思っています。
それは
1、自己評価
2、他者評価
3、結果
です。
この3つの全てが揃った成功体験をしたとき、それが自分で自分を好きになれる芯からの自信につながっていくのではないかと考えます。
では、3つのポイントについてそれぞれ解説していきます。
ポイント1(自己評価)
まずは、自己評価です。
自分で自分が「頑張っている」と思えなければいけません。
何かに取り組んだ時、周りからどんなに「すごいね!」と褒められていても、自分の中で「本当はもっと頑張れた」とか「自分の弱さに負けて努力を怠った」という思いがあると、他人の誉め言葉が素直に受け止められなかったりしませんか?
逆に、周囲の人に話しているわけではないけど自分の中で「こうしよう」と決めた些細なことを継続出来てる時、自分の中で「私頑張ってて偉い」って思うこともあるんじゃないでしょうか。
この、自分の中で「私頑張ってて偉い」と思えることが、成功体験において必要な第1のポイントになります。
ポイント2(他者評価)
次に、他者評価です。
「他人の目なんか気にするな」「自分らしく生きればいい」なんて文言が良く聞かれる時代になりましたが、成功体験において他者からの評価を無視することはできません。
先ほど述べた「私頑張ってて偉い」という自己評価に加えて、同程度以上の「頑張ってて偉いね」や「頑張ってるね。応援してるね」という他者からの評価や応援があって初めて、「私」は偉い人間になるのです。
この「他者」は、「不特定多数の誰か」ではなく、リアルに顔を合わせていているようなよく知ってる人が望ましいです。
さらにさりげなく言いましたが、この「同程度以上」というところは結構大事です。
他者が「偉いね」「すごいね」という言葉を投げかけていても、自己評価に対して過小評価の「偉いね」だと、「もっと褒めてよ」という不満が残ります。
そうすると、本当の意味での成功体験に繋がりにくく、「もっと」「もっと」と承認欲求の塊になってしまいます。
「私はこんなに頑張ってるのに、みんなが認めてくれない」と嘆いている人は、自己評価と他者評価の程度が噛み合っていないでしょう。
SNSに掲載して、「いいね」がもっと欲しいと投稿が過度になっている人は、身近な知り合いからの評価を受けていない可能性があります。
このように、自己評価を完結させるためには、ある程度顔が見える知り合いからの「他者評価」が重要になります。
ポイント3(結果)
そして最後に、結果です。
「結果がすべて」という言葉がありますね。
人生を通して考えるなら、そんなことはないと思います。
しかし、「成功体験をする」という点で考えるなら「成功する」という結果がすべてです。
そもそも、成功じゃないと「成功体験」にならないですもんね。
では、成功という結果とはいったいどういうものなのか。
受験や試合など、勝敗などの白黒はっきりしている結果に関しては、受験に受かる、試合に勝つというのが結果ですよね。
しかし、成功って白黒はっきりさせられるものだけではありません。
はっきりしないけど、結果が出るものの代表例が筋トレなのではないでしょうか。
3つの要素を包括するもの
以上に挙げた3つのポイント、全てが揃った成功体験をした時に、人は本当の意味で自分に自信がつき、自己肯定感に繋がっていくのだと思います。
そして、この3つのポイントを包括するもの
その代表例が、筋トレ
そして、スピーチもその1つだと思います。
筋トレはまず、定期的にジムに行って筋トレをするというのは、自分を律して、ジムに向かわなければいけません。
それが継続してできてる時点で、「自分偉い・・・!」って思えるのではないでしょうか。
だって、誰もがやってることではないし、誰もが出来ることでもないです。
そして、継続してジムに行ってることを職場や友人に言ってみます。
すると、嫌味も何もない純粋な「すごい!!」という言葉が聞けるはずです。
この言葉を邪推する気にもならないでしょう。
そして最後に・・・
筋トレは結果が出ます。
自分の身体の変化をもって、それが結果として残ります。
つまり、筋トレを継続することで人は「成功体験」を自然と経験することができます。
なので、筋トレは自信に繋がると言えるのだと思います。
そして、スピーチにも似たことが言えると思います。
スピーチを頼まれたとき
恐らく多くの人がプレッシャーを感じるでしょう。
しかし、頼まれて引き受けた以上、本番が決まっています。
本番に向けて頑張って原稿を書いて、覚えて、読む練習をして・・・
と、スピーチがうまくいくように準備していると「私頑張ってて偉い」という気持ちになると思います。
さらに、スピーチなんてみんなやりたくないので、周囲からは
「スピーチ引き受けたの偉いね。頑張ってね。応援してる」と、純粋な応援の言葉が送られ、評価されると思います。
そして本番当日
スピーチを練習した通り、自分が満足のいくパフォーマンスで終わらせることが出来れば
最後には「拍手」という形で結果が残ります。
スピーチの結果は、拍手の数や大きさです。
そのため、頼まれたスピーチを引き受け、しっかりと準備を行い、良いスピーチが出来れば
それは筋トレと同じように自信につながる「成功体験」となるのです。
スピーチサポートサービスでは
スピーチに対して不安がある方を、本番に向けて原稿作成から添削、話し方のトレーニングを行いサポートし、スピーチを成功に導きたいと思っています。
苦手なスピーチを成功させて、自信に繋がる体験のお手伝いが出来たら幸いです。
現在、「あがり症だけのスピーチ練習会 ヒモンスピーチ」にて話し方講師をやらせていただいています。
ご興味ある方はぜひ参加してみてください。
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